月別アーカイブ: 10月 2010

紅葉の取立山に登ってきた

そろそろ山が色づいてきたかなと思い、福井県と石川県の県境に近くにある取立山に登ってきた。

ちょっと起きたのが遅かったので、登山口についたのが11時ころ。林道の途中で管理費500円を支払い、駐車場へ。

隣の赤兎山も林道を通るのにお金がかかる。まあ、地元で整備してくれているのだから、タダというわけにはいかないだろう。賛否あるが、悪いことじゃないと思う。料金を徴収しに来たおじさん、「すいません」を連呼していたけど、そんなに恐縮しなくていいのに。

さて、この山は、何年も前、ミズバショウシーズンに登って以来だ。この山は、右回りと左回りの周遊登山ができる。以前来た時は、大滝のあたりが雪で通行止めだったので、左回りで山頂からこつぶり山へ登り、そしてその道を帰るしかなかったが、今日は周遊コースがとれる。

今日も前回と同じ左回りで登る。ずっと登りが続くがそんなに急な登りではない。

取立山の紅葉

尾根に出ると紅葉が見事。ヤマモミジやコハウチワカエデ、ヤマウルシなどの紅や、ブナやミズナラ、 ダケカンバなどの黄色に紅葉前の葉っぱや針葉樹の緑が混ざり、まさしく錦秋の風景の中を歩くの気分がいい。

取立山山頂から白山を望む

山頂からはわずかにガスがかかるが白山がきれいに見えた。ここから見ると、まだまだ高いんだなぁと実感する。

取立山山頂 標高1307m

山頂を示す木の柱。いい感じに風化している。

こつぶり山に向かう途中

まさに錦秋の世界だね。

コハウチワカエデ(たぶん)

コハウチワカエデの紅葉ってこんなにきれいだとは知らなかった。

鮮やかなモミジ

近年、山の中でこれだけ鮮やかな紅葉は見ていなかった気がする。

下山途中、眺めがいい

ずっと続く下山の道。その先には山並みが水墨画のように続く。よく見ると恐竜博物館の銀色のドームも見える。

大滝

なかなか迫力のある滝で、すぐ近くまで下りていくこともできる。マイナスイオンをたっぷり浴びてきた。

下山は途中まで快調だったけど、大滝の手前にロックくらいミグみたいな急な岩をロープにつかまりながら下るところがある。下り終えて気が緩んだら、沢で濡れた岩に足を取られてすってんころりんと転んでしまった。