氷室仕込み

 いやあ、それにしてもすごい雪。こっちに来て10年以上経ちますが、これほど積もったのは久しぶり。も~雪はいらんと思っても、まだしんしんと降り続いています。

 こんだけ雪が積もっているのに、さらに雪の深いところへ行ってきました。

 今日は湯涌温泉で氷室仕込みがありました。氷室ってわかります? 電気冷蔵庫などなかった時代、氷や雪を詰めて保存する室で、夏になったらそれを開けてその氷を使っていたそうです。江戸時代には加賀藩の氷室で保存した雪を氷室の節句(陰暦の6月1日)にあわせ、幕府に氷を届けていたとか。

 昭和30年ころまでは雪国の北陸では各地にあったそですが、ほとんどが廃れてしまいました。それを復活させたのが金沢市の奥座敷・湯涌温泉で、今年から以前あった玉泉湖のほとりの氷室でとり行われるということでしたが……。

湯涌温泉温泉街

  まあ、ごらんのとおり、すごい雪。

金沢湯涌夢二館

 湯涌温泉と言えば、竹久夢二! 人気の金沢湯涌夢二館もすっぽり雪に覆われていました。

氷室のお清めの儀

 玉泉湖はなんと積雪が3メートル半もあって氷室に近づくことさえできず、今までの氷室で行事を行いました。僧侶によるお清めのあと、来場者が氷室に雪を詰めます。

仕込み初め

 仕込み初めは金沢市長と観光協会の会長さん。そのあと続々と来場者が雪を入れます。

氷室

 氷室の中は、けっこう深く掘り下げてあります。私もせっかくなので、一握りの雪を詰めさせていただきました。この一握りが夏になったらどれくらいになるのだろうか……。

氷室まんじゅう

  下のテントで氷室まんじゅうを売ってました。普通は氷室開きで食べるものと思っていましたが、雪の中で食べるふかしたてのまんじゅうは最高。皮に麦の風味が残り、しっとりとして、とにかくおいしかったです。また、食べたいっす、これ。どこで買えるのかな?  

湯涌温泉

金沢湯涌江戸村

  ついでに、昨年オープンした金沢湯涌江戸村に寄ってきました。 こんな雪の中でもちゃんと除雪されて開園していることに感動すら覚えます。  

金沢湯涌江戸村

  かやぶき屋根がすっぽりと雪に覆われています。日本昔ばなしの1コマみたい。  

寒もち

 屋内で寒もちを干していました。寒のころに餅をついてこのように吊るして乾燥させて作る保存食。かきもちともいい、北陸ではなじみのおやつです。

雪国の風景

  

 この間、とある記事に「ここに来ればひと昔前の雪国の暮らしが体験できます」と書きましたが、 書いた本人も感動するほどの雪国体験ができました(笑)。

 雪国は東京などと比べると、雪に対する備えがきちんとできています。

 でも、江戸村で古人の雪と共存する暮らしぶりを垣間見ると、教えられることが実に多い気がします。難しいけど「氷室」のようにもう少し雪と親しみ共存できる暮らしをする努力をしないといけないなぁと感じました。

豆本工房 わかい

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